【書評】『ネアンデルタール人は私たちと交配した』エジプトのミイラ、アイスマン、マンモス、そしてネアンデルタール人!
現生人類とネアンデルタール人には接触があったのでしょうか? 本書の著者が明らかにしたのは、日本人を含む「非アフリカ人」はすべて、数%のネアンデルタール人のDNAを持つのに対して、アフリカ人は持たないということです。 これ...
現生人類とネアンデルタール人には接触があったのでしょうか? 本書の著者が明らかにしたのは、日本人を含む「非アフリカ人」はすべて、数%のネアンデルタール人のDNAを持つのに対して、アフリカ人は持たないということです。 これ...
多くの人は地球が大きな棒磁石のようになっていることを知っています。南極から放出された磁力線は、赤道の上空を通過して、北極へと降り注いでいます。このおかげで、昔の船乗り達は、大海原に繰り出し目的の大地に向かうことができまし...
本書は、元防衛事務官である著者が、自身の専門知識を生かして、帝国陸軍の「経理」について描いた本です。著者は、大学で企業会計を専攻し、卒業後、防衛庁で15年ほど装備品調達に関わっていましたが、その世界の独特の会計処理に興味...
本書は、防災分野で起業したスペクティ(Spectee)という企業の取り組みを描くとともに、「防災×AI」で何ができるのか、その現状と未来の可能性について、スペクティ創業者自身が解説します。2011年の東日本大震災から、早...
成熟した日本企業が抱える経営課題とはなんでしょうか?本書によれば、それは新興企業による破壊的なイノベーションによって、目まぐるしく変化する経営環境に適応していくことです。しかし、ほとんどの企業では、既存事業を守ることに精...
本書は、アメリカにおけるコロナ対応の実態について迫った1冊です。死者数が約60万人(人口3.3憶人)と、コロナ危機において最大の被害を出した国とも言われているのがこのアメリカです。なぜ、世界で最高の医療機関や研究機関をも...
日本の面積の約40倍に及ぶ〝地球最大の氷〟こと南極氷床。私自身、これまで「氷に覆われた大地」という程度の知識しかありませんでしたが、それは専門家も同じで、ほんの20年くらい前までは、南極については多くのことが知られていま...
「他国の国民をその国内で殺せと命令できるのは、イギリスのことであればとくに、たったひとりしかいない。」リトビネンコは言った。‥‥「その人物は、ロシア連邦大統領ウラジミール・プーチンです」 2006年、ロンドンで悲劇的な事...
本書は、Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞作家の石川宗生さんが書いた旅行記です。本書の旅先はアジア圏を軸に、中国、パキスタン、キルギス、ウズベキスタン、アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア、トルコ、ブルガリア、ギリ...
本書の主人公は、著者ではなくてその息子です。イギリス・ブライトン市の学校ランキング1位である公立カトリック小学校を卒業した息子は、カトリックの中学校ではなく、「元底辺中学校」に進学します。本書は、そんな底辺中学での生活の...