書評

『書籍修繕という仕事』本だけでなく、身の回りのモノ、仕事、友人、家族、はたまた人生まで、モノを大切にすることの価値に気づかせてくれる一冊だ。

子供の時、学校の図書室や地域の図書館などで、透明接着フィルムにより補修された本を手に取った記憶がある。今思えば、そうした本は、学校や図書館の職員らにより修繕されていたのだろう。本書『書籍修繕という仕事』を手にした時、そん...

書評

『ワークマンは商品を変えずに売り方を変えただけでなぜ2倍売れたのか』作業服専門店がユニクロを超える!?

新型コロナウイルスの流行により、飲食・観光業への打撃は大きく報道され、各店舗は休業を余儀なくされた。そうした影響は、アパレルをはじめとする小売業にも降りかかっていることは言うまでもないだろう。 一方で、ニトリなどはこのコ...

LIFE

『人体の全貌を知れ─私たちの生き方を左右する新しい人体科学』近い将来、誰もが健康について困難な決断を迫られる時が来る。

2013年5月14日、ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーが、ニューヨーク・タイムズ紙に「マイ・メディカル・チョイス」という書名記事を掲載し、乳がん予防のため、両乳房切除・再建手術を受けていたことを公表し、日本でも大...

書評

『傷つきやすいアメリカの大学生たち: 大学と若者をダメにする「善意」と「誤った信念」の正体』スマートフォンやSNSの弊害とは。

2013年以降、多くのアメリカの大学のキャンパス内で驚くべき事態が発生している。 教員の発言の言葉尻を捉えて糾弾し、辞任を求めるデモが起きたり、対立論者の講演に抗議し、激しい妨害活動が行われた。 なんとその当事者はいずれ...

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