1月22日(月)リーダーとしての器
リーダーに一番必要なことは何だろうか。
常に自分の世界を広げようと自己研鑽すること?色々な人の価値観を理解できること?相手の気持ちに立って考えられること?
“A great leader is a great reader(良き指導者は良き読書家であること)”という言葉があります。
ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェット、マーク・ザッカーバーグなど、著名な経営者で熱心な読書家という人は枚挙にいとまがありません。
どんな情報でも瞬時に手に入るこのインターネットの時代に、なぜ超多忙な実業家がわざわざ貴重な時間を割いて読書をするのだろう?
彼らは単純に「知識を得る」という目的だけで読書していません。ビジネスリーダーとしての、あるいは人間としての「洞察力」を高めるためなのだろう。
本日読んだ本:『人生を変える読書』
1月23日(火)女性の教育機会を増やすこと
世界の生活水準を上げるために、女性の教育機会を増やすことは非常に重要のようだ。
世界規模で見ると、男の子よりも女の子の方が教育を受ける機会がなく、現在、およそ1億3千万人の女の子が学校に通えていない。
ブルッキングス研究所によれば、学校に通ったことのない女性は、12年間の教育を受けた女性よりも、4〜5人多くの子供を産むという。一方で、学校に通った女性の方が、収入が高く、幼すぎる結婚はせず、HIVやマラリアに感染しない傾向があり、家族の栄養状態も良い。
貧困の女性は、村の決まりにより未成年で自分よりも一回りの男性と結婚し、多くの子供をもうけるという話も聞いたことがある。
彼女らに教育を受ける機会を用意するのが、世界の生活水準を上げるうえで、一番費用対効果が高いのだ。
本日読んだ本:『100兆円で何ができる?』
1月24日(水)堀内勉さんの経歴
『読書大全』などの著書や書評サイトHonzで知られる堀内勉さん。
その経歴は、東大法学部卒業後、ハーバード大学の大学院で学び、日本興業銀行(現みずほ銀行)、ゴールドマンサックス証券に務めた、まさにエリート中のエリート。
そんな順風満帆な人生を送っていた堀内さんであるが、1990年の株価大暴落から始まったバブル崩壊による金融機関再編の波に晒され、当時の大蔵省(現在の財務省、金融庁)との癒着により元上司が逮捕されるなどして、30代後半を迎える頃には自分の進むべき道が全く見えなくなったという。そんな堀内さんを救ったのが読書だった。
人生何が起こるかわからない。読書はどんな時代でも我々の大きな味方になってくれる。
本日読んだ本:『人生を変える読書』
1月25日(木)本の読み過ぎに注意?
読書のやり方によっては、人は考える力を失うという。
ショーペンハウエルは、『読書について』の中で次のように述べています。
読書は、他人にものを考えてもらうことである。(中略)一日を多読に費やす勤勉な人間は、しだいに自分でものを考える力を失っていく。
これは非常に重要な示唆です。本は最初から最後まで読む必要は全くないし、読み過ぎてしまうのもよくない。
本日読んだ本:『人生を変える読書』
1月26日(金)1日の終わりに読むべき本とは
皆さんは1日のどのタイミングで読書をしますか?
私は、お風呂が好きで年中湯船に浸かるのですが、その時に何冊か読んでいます。
あとは寝る前にも少し読みます。そして、寝る前に読む本には一つルールを設けています。
それはなるべく気持ちが前向きになれるような本にすることです。
私は夜が結構マイナス思考に陥りがちです。特に布団に入っている時はあれこれ考えてしまって眠れない時もしばしば。
そんな時は、エッセイやビジネス書などの、気持ちが前向きになれるような本を読むようしています。
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