【書評】じぶん時間を生きる
コロナ禍で自分自身と向き合ったという人は多いのではないか。今年に入りコロナも5類に移行され、新しい趣味を始めたり資格の勉強を始めたなんて方も多いはずだ。人々は自分自身を振り返った結果、いったい何に気づき行動を起こしたのだ...
コロナ禍で自分自身と向き合ったという人は多いのではないか。今年に入りコロナも5類に移行され、新しい趣味を始めたり資格の勉強を始めたなんて方も多いはずだ。人々は自分自身を振り返った結果、いったい何に気づき行動を起こしたのだ...
時に本との出会いは、歴史的な瞬間に立ち合う機会を与えてくれる。本書は、第二次世界大戦時下に失われたと思われていた美術品「ヒトラーの馬」発見に迫ったノンフィクションである。 違法な美術品取引の売上高は年間1兆円ほどに達して...
本書は発売から約1ヶ月ほどであるにも関わらず、すでに各界から多くの賞賛の言葉が寄せられている。また、Amazonのレビューでは、70件弱の評価が寄せられており、そのうちの87%が星5の評価をしている。本書の内容はイラクに...
18世紀フランスの美食家ブリヤ・サヴァランは、「あなたが普段から食べているものを教えて欲しい。あなたがどんな人であるか、当ててみせよう」と言った。どのような食習慣をしているかを知ればその人のことがよくわかると言うのは非常...
私は人が自分の好きなことを話しているのを聞くのが好きだ。なぜなら、どれだけ強面のオヤジだろうと孫の話をするときは表情が緩むように、人は好きなことを話す時、ただ単純に話すことを楽しんでいるような気がするからだ。本書『魚ビジ...
エジプトの女王・クレオパトラは、子宮のなかの赤ん坊を男か女か最初に見分けられるのがいつなのかと疑問に思った。誰にもその答えはわからなかったので、彼女は悪魔のような計画に何人かの女使用人を利用したという(詳しくは本書で)。...
仕事で猛烈に成長したければ、経験豊かなメンターを見つけて彼らを質問攻めにするといい。仕事を辞めるべきか。キャリアアップのために何をしたらいいのか。自分のアイデアに何らかの価値があるのか。いつどうやって独立するべきか。 し...
中国政府ほどデジタル世界を権威主義的な目的で活用することに成功した国は他にはない。中国は、14億人の潜在的な顧客にアクセスすることを望むアメリカの大手テクノロジー企業をうまく手なずけ、「成長著しい民間IT企業」「政府の研...
SNSが普及し、私たちは今まで以上に自分より何かに秀でている人を見つけやすくなった。『映画を早送りで観る人たち』では、タイトル通り、流行りの映画を早送りで観る人々を筆頭に、努力をせずとも手っ取り早く得られる個性を模索する...
本書は、タイトル『ヤクザときどきピアノ』にもある通り、ヤクザものを中心に執筆するライターである著者が、52歳にして通い始めたピアノ教室での出来事について書いたノンフィクションである。 定年を迎え、これまで仕事で忙しくてで...