【書評】『ゴールドマン・サックスに洗脳された私』
朝の4時に起きなければ間に合わない始業時間や、毎晩開かれるパートナーや顧客との接待(パーティ)・・・。本書は、天下のゴールドマン・サックス(以下、GS)に長年勤務した元女性幹部社員による内部告発書である。本書には、GS内...
朝の4時に起きなければ間に合わない始業時間や、毎晩開かれるパートナーや顧客との接待(パーティ)・・・。本書は、天下のゴールドマン・サックス(以下、GS)に長年勤務した元女性幹部社員による内部告発書である。本書には、GS内...
子どもの頃は何かと忙しい時期である。放課後の塾や習い事、週末の家族旅行やキャンプ、図書館や美術館といった文化施設に行くこと、地域のお祭りといった地元イベントへの参加など、学校教育以外に幅広いアクティビティがある。子どもの...
本書は、現存するドイツを代表する大企業が、二つの世界大戦を通して、いかにして今の地位を築いたかその闇の部分が書かれている。彼らはナチス政権に協力し(中にはナチ党員もいた)、ユダヤ人から奪った企業で大規模な企業帝国を築き、...
本書は、NHK「クローズアップ現代」取材班による、円安が進んだ「安い日本」から海外の「稼げる国」を目指す若者たちに迫ったルポである。なぜ彼らは日本に見切りをつけて海外で生活することを選んだのだろうか。 彼らの多くが利用す...
日本には100年以上存続している企業が3万社以上もあり、世界全体の4割を占めているという。変化の激しい時代であるにもかかわらず、なぜ日本にはこれほどまでに長寿企業が多いのだろうか。本書を読んでその疑問が解消されたような気...
本書は、『読書大全』などの著作や書評サイトHonzのレビュアーとしても知られる堀内勉さんによる、読書についての指南書である。 前作『読書大全』は、488頁もの分厚い本であるが、Amazonでは260近くものレビューが挙げ...
本書は、タイトルの通り、2020年東京オリンピックで起きた汚職事件に迫ったノンフィクションである。 その汚職事件とは、ニュースなどでご存知の方も多いと思うが、東京オリンピック・パラリンピックのスポンサー契約などをめぐり、...
本書は、『パリでメシを食う。』『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』と数々の著作で知られる川内有緒さんによる最新作だ。川内さんは、日本大学芸術学部卒業後、アメリカの大学院にて修士号を取得し、フランスの国際機関に勤務し...
シリーズ累計はなんと56万部!?本屋で一度は見たことがあるであろう、表紙のイラストが印象的なこちらの日記シリーズ。本書の他にもバスドライバー、保育士、銀行員、大学教授など様々な業界に生きる人々の実像を描いた大人気シリーズ...
多くのビジネスマンは、どんな状況でもすばやく柔軟に対応し、困難を乗り切れるような人材になりたいと思っている。目標に向かって真面目に取り組み、突き進むことにしか脳がない人間はもはや時代遅れそのものだ。 もちろん、努力を継続...