読書日記 「我々の食習慣について」
18世紀フランスの美食家ブリヤ・サヴァランは、「あなたが普段から食べているものを教えて欲しい。あなたがどんな人であるか、当ててみせよう」と言った。どのような食習慣をしているかを知ればその人のことがよくわかると言うのは非常...
18世紀フランスの美食家ブリヤ・サヴァランは、「あなたが普段から食べているものを教えて欲しい。あなたがどんな人であるか、当ててみせよう」と言った。どのような食習慣をしているかを知ればその人のことがよくわかると言うのは非常...
2016年10月、Uber傘下の企業オットーが開発した自動運転トラックが、コロラド州の高速道路を120マイル(約193キロ)走行し、ビール200ケースを運んだというニュースが流れた。まさに車の自動運転技術は日進月歩で進化...
『ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由』は、記憶力はせいぜい人並みであると自称する科学ジャーナリストが、最先端の脳科学や一流のプロたちの技術習得の秘訣を学び、約一年間で全米記憶力選手権で優勝する...
本書『射精責任』は以下の言葉から始まる。 望まない妊娠の全ての原因が男性にある おいおいちょっと待ってくれ…。と思った、そこの男性諸君は(そうではなくても)本書を読むべきだ。 2018年9月14日、ある一連のツイートがも...
私は人が自分の好きなことを話しているのを聞くのが好きだ。なぜなら、どれだけ強面のオヤジだろうと孫の話をするときは表情が緩むように、人は好きなことを話す時、ただ単純に話すことを楽しんでいるような気がするからだ。本書『魚ビジ...
エジプトの女王・クレオパトラは、子宮のなかの赤ん坊を男か女か最初に見分けられるのがいつなのかと疑問に思った。誰にもその答えはわからなかったので、彼女は悪魔のような計画に何人かの女使用人を利用したという(詳しくは本書で)。...
『量子テレポーテーションのゆくえ』は、量子コンピュータ、量子通信、量子暗号など、さまざまな技術応用への可能性を秘めている「量子もつれ」などの現象について、数式を用いずに広く一般の読者へ向けてわかりやすく解き明かした本であ...
中国出身の現代美術家アイ・ウェイウェイによる『千年の歓喜と悲哀 アイ・ウェイウェイ自伝』が面白い。 アイ・ウェイウェイといえば、北京オリンピックのスタジアム「鳥の巣」の建築にも携わった中国を代表するアーティストである。本...
『数学者たちの黒板』は、フィールズ賞受賞を含む数学者109人の板書の写真と、その黒板にまつわるエッセイだ。 思えば、パソコンやiPhon、iPadなどさまざまな電子機器がある中で、多くの学校では黒板を中心とした授業がいま...
昨日紹介した『ブスのマーケティング戦略』のように、マーケティング理論によって自身をブランディングすることはたしかに良いことだが、それが全てになってしまうのは良くない。 特に私のような20代後半から30代前半のちょうど「ゆ...