『傷つきやすいアメリカの大学生たち: 大学と若者をダメにする「善意」と「誤った信念」の正体』スマートフォンやSNSの弊害とは。
2013年以降、多くのアメリカの大学のキャンパス内で驚くべき事態が発生している。 教員の発言の言葉尻を捉えて糾弾し、辞任を求めるデモが起きたり、対立論者の講演に抗議し、激しい妨害活動が行われた。 なんとその当事者はいずれ...
2013年以降、多くのアメリカの大学のキャンパス内で驚くべき事態が発生している。 教員の発言の言葉尻を捉えて糾弾し、辞任を求めるデモが起きたり、対立論者の講演に抗議し、激しい妨害活動が行われた。 なんとその当事者はいずれ...
日本では、これまで平均気温が2度下がる寒冷期が数十年続くことにより、旧体制が崩壊し、新しい社会が誕生してきた。 著者らの研究によれば、この寒冷期は、数百年から数千年という間隔で出現したという。そして、常に新体制を生む原動...
本書は、ベストセラーとなったビジネス書『小さなチーム、大きな仕事』の著者であるIT起業家コンビによる、昨今の働き方改革に一石を投じる問題作だ。 著者の一人は、何とあのRuby on Railsを開発した世界的な技術者であ...
「できなかったことができる」とはどういうことだろう? できないということは、これまで意識したことがないということでもある。それは、これまでスケートの4回転ジャンプをしたことがない人が、どういうものなのかイメージできないの...
現在、私が注目する生命科学分野の技術が3つある。 1つ目は、がんの免疫療法。がんの治療法には、これまで「切る」「焼く」「毒を盛る」の3つの対抗手段しかなかった。切るとは外科手術、焼くとは放射線治療、毒を盛るとは抗がん剤治...
時に言葉が私たちの思考を拡張することがある。 例えば、iPhoneという言葉が、その言葉一つで人々の電話という固定観念を一変させたように、本書の「性スペクトラム」という言葉も、性という言葉に対する人々の固定観念を一変させ...