読書日記 『数学者たちと黒板の関係』
『数学者たちの黒板』は、フィールズ賞受賞を含む数学者109人の板書の写真と、その黒板にまつわるエッセイだ。 思えば、パソコンやiPhon、iPadなどさまざまな電子機器がある中で、多くの学校では黒板を中心とした授業がいま...
『数学者たちの黒板』は、フィールズ賞受賞を含む数学者109人の板書の写真と、その黒板にまつわるエッセイだ。 思えば、パソコンやiPhon、iPadなどさまざまな電子機器がある中で、多くの学校では黒板を中心とした授業がいま...
昨日紹介した『ブスのマーケティング戦略』のように、マーケティング理論によって自身をブランディングすることはたしかに良いことだが、それが全てになってしまうのは良くない。 特に私のような20代後半から30代前半のちょうど「ゆ...
田村麻美さんの『ブスのマーケティング戦略』という本を読んでみた。 本書は、2018年に発売された本なので少し前の本になる。人から勧められて文庫本で購入した。最近はもっぱら自分で選書して本を買うことが楽しみなので、人からお...
仕事で猛烈に成長したければ、経験豊かなメンターを見つけて彼らを質問攻めにするといい。仕事を辞めるべきか。キャリアアップのために何をしたらいいのか。自分のアイデアに何らかの価値があるのか。いつどうやって独立するべきか。 し...
中国政府ほどデジタル世界を権威主義的な目的で活用することに成功した国は他にはない。中国は、14億人の潜在的な顧客にアクセスすることを望むアメリカの大手テクノロジー企業をうまく手なずけ、「成長著しい民間IT企業」「政府の研...
SNSが普及し、私たちは今まで以上に自分より何かに秀でている人を見つけやすくなった。『映画を早送りで観る人たち』では、タイトル通り、流行りの映画を早送りで観る人々を筆頭に、努力をせずとも手っ取り早く得られる個性を模索する...
本書は、タイトル『ヤクザときどきピアノ』にもある通り、ヤクザものを中心に執筆するライターである著者が、52歳にして通い始めたピアノ教室での出来事について書いたノンフィクションである。 定年を迎え、これまで仕事で忙しくてで...
子供の時、学校の図書室や地域の図書館などで、透明接着フィルムにより補修された本を手に取った記憶がある。今思えば、そうした本は、学校や図書館の職員らにより修繕されていたのだろう。本書『書籍修繕という仕事』を手にした時、そん...
新型コロナウイルスの流行により、飲食・観光業への打撃は大きく報道され、各店舗は休業を余儀なくされた。そうした影響は、アパレルをはじめとする小売業にも降りかかっていることは言うまでもないだろう。 一方で、ニトリなどはこのコ...
2018年、複数の医大で不正入試があったことが判明した。 その内容は、女性や多浪生を不利に扱い、特定の受験生(高校卒業後の経過年数が少ない若い男性)を優遇するというもので、大きく世間の注目を浴びた。 本書は、そうした不正...