koyaのひとり読書会『カオスなSDGs』
環境問題などの重要性を感じながらも、レジ袋有料化や紙ストローの導入、そしてSDGsバッジなどの取り組みに、モヤモヤしている人は少なくないのではないか。 本書『カオスなSDGs』はこうした言葉から始まる。どうしてモヤモヤが...
環境問題などの重要性を感じながらも、レジ袋有料化や紙ストローの導入、そしてSDGsバッジなどの取り組みに、モヤモヤしている人は少なくないのではないか。 本書『カオスなSDGs』はこうした言葉から始まる。どうしてモヤモヤが...
『21世紀の資本』では「r > g」の不等式で衝撃を与えた経済学者のトマ・ピケティ。本書『自然、文化、そして不平等』はそんな著者による最新作だ。「r > g」が表すのは、富める者はより豊かに、持たざる者は働けどもより貧し...
最近、性の多様性についての本が増えているように感じるが、本書『進化が同性愛を用意した』のように真っ向から同性愛について取り上げている本は珍しい。 自然界において同性愛は珍しいものでは決してない。ごくごくありふれた光景であ...
非常に面白い本に出会うことができたので、まだ読んでいる途中であるが紹介したい。その本とは『ヒトラーの馬を奪還せよ』である。 本書のタイトルにある馬とは、第二次世界大戦時、ヒトラー総統の官邸前に設置されていた高さ3メートル...
いま最も注目を集める落語家といえば、桂二葉さんだ。 2021年にNHK新人落語大賞で女性初のグランプリを受賞し、翌年には繁昌亭大賞まで勝ち取り、一気に世間へその名を轟かせた。本書『桂二葉本』はその名のとおり、二葉さんの生...
18世紀フランスの美食家ブリヤ・サヴァランは、「あなたが普段から食べているものを教えて欲しい。あなたがどんな人であるか、当ててみせよう」と言った。どのような食習慣をしているかを知ればその人のことがよくわかると言うのは非常...
2016年10月、Uber傘下の企業オットーが開発した自動運転トラックが、コロラド州の高速道路を120マイル(約193キロ)走行し、ビール200ケースを運んだというニュースが流れた。まさに車の自動運転技術は日進月歩で進化...
『ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由』は、記憶力はせいぜい人並みであると自称する科学ジャーナリストが、最先端の脳科学や一流のプロたちの技術習得の秘訣を学び、約一年間で全米記憶力選手権で優勝する...
本書『射精責任』は以下の言葉から始まる。 望まない妊娠の全ての原因が男性にある おいおいちょっと待ってくれ…。と思った、そこの男性諸君は(そうではなくても)本書を読むべきだ。 2018年9月14日、ある一連のツイートがも...
私は人が自分の好きなことを話しているのを聞くのが好きだ。なぜなら、どれだけ強面のオヤジだろうと孫の話をするときは表情が緩むように、人は好きなことを話す時、ただ単純に話すことを楽しんでいるような気がするからだ。本書『魚ビジ...