【書評】『南極の氷に何が起きているか』南極の氷についてあなたは何ひとつ知らない
日本の面積の約40倍に及ぶ〝地球最大の氷〟こと南極氷床。私自身、これまで「氷に覆われた大地」という程度の知識しかありませんでしたが、それは専門家も同じで、ほんの20年くらい前までは、南極については多くのことが知られていま...
日本の面積の約40倍に及ぶ〝地球最大の氷〟こと南極氷床。私自身、これまで「氷に覆われた大地」という程度の知識しかありませんでしたが、それは専門家も同じで、ほんの20年くらい前までは、南極については多くのことが知られていま...
「他国の国民をその国内で殺せと命令できるのは、イギリスのことであればとくに、たったひとりしかいない。」リトビネンコは言った。‥‥「その人物は、ロシア連邦大統領ウラジミール・プーチンです」 2006年、ロンドンで悲劇的な事...
本書は、Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞作家の石川宗生さんが書いた旅行記です。本書の旅先はアジア圏を軸に、中国、パキスタン、キルギス、ウズベキスタン、アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア、トルコ、ブルガリア、ギリ...
本書の主人公は、著者ではなくてその息子です。イギリス・ブライトン市の学校ランキング1位である公立カトリック小学校を卒業した息子は、カトリックの中学校ではなく、「元底辺中学校」に進学します。本書は、そんな底辺中学での生活の...
本書は、女子校生のソフィとアンディの2人が、女の子向けのプログラミング合宿「Girls Who Code」に参加したことをきっかけに、その後、大成功を収めるサクセスストーリーです。単に成功の秘訣やその方法が書いてある本で...
あなたが麻薬について知っていることは、すべて間違っている―。 刺激的なキャッチコピーで始まる本書は、薬物問題について何かを論じようとする際には必ず読んでおかなければならない1冊です。 薬物についてみなさんはどんなイメージ...
本書は、年に数十回も美術館を訪れるほど美術を愛して止まない全盲の白鳥さんと、著者らの美術鑑賞を通して生まれた体験談と、すこしほろ苦い人生の大切さを描いたエッセイです。著者は『パリの国連で夢を食う。』等の著作で知られるノン...
本書は、50代、単身、フリーランス、貯金なしのライター・和田靜香さんと、映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』で話題の小川淳也議員(以下、小川議員)による、真剣勝負の政治問答を収めた本です。本書は、発売1ヶ月で1万800...
本書は、新型コロナウイルスのワクチン(mRNAワクチン)を開発し、世界を救った女性研究者カタリン・カリコ氏の半生を描いた本です。カリコ氏の研究への情熱の原点である幼少期のことから、当時のハンガリーの政治状況、家族に対する...
本書の前作『波紋と螺旋とフィボナッチ』は読みましたか?一見複雑で神秘的な生き物の形が、実はごくシンプルなルールで理解できることを解き明かし、各紙誌書評で絶賛されたと言います。本書では、前作のテーマをさらに深化させ、多彩な...